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札幌市白石区で交通事故治療といえば『ひつじ整骨院』/筋肉がロックするメカニズム

2023/01/05

筋肉は急激に引っ張られるなど、無理な力が加わったり、椅子に座りっぱなしなど、持続的に負担がかかると、損傷から守る為に反射的に収縮します。いわゆる伸張反射といわれるもので、「縮んで守れ」という信号を出してシートベルトのようにロックする機能が備わっています。

一言で表すと、筋肉が硬くなるのは、「筋肉を守る仕組み」ということになります。

筋肉の中には、筋紡錘と呼ばれる、筋肉の伸縮度を感知するセンサーがあります。このセンサーには筋肉を保護する機能が備わっています。

例えば、誰かに急に腕をとられ引っ張られたとします。筋紡錘は、このように過剰に筋肉が伸ばされた状況をいち早く察知し、この情報を脊髄に送ります。脊髄から筋肉に「縮んで守れ」という信号を送り、筋肉は瞬間的に縮むことで、断裂などの損傷から身を守っているのです。

脳まで信号を送って判断すると時間がかかってしまうので、このような緊急の場合は、筋紡錘の判断だけで筋肉を縮めます。

これを脊髄反射と言います。

この時、筋肉への負荷が強く、また急激であればあるほど、筋肉が収縮したままで戻らなくなります。

また負荷が長時間に渡ってかかる場合も、同様に硬くなったままになります。

筋肉がロックしやすいかどうかは、様々な条件により変化します。

ストレスや睡眠、栄養状態などの条件が悪いと、筋肉は硬くなりやすいのです。

また、ロックしている筋肉が増えると他の正常な筋繊維への負担が増え、正常な筋肉も巻き込んでロックは進行します。